マダン裁判所は、地元地権者が訴訟を撤回した後、別の地権者が起こした新規訴訟を拒否して400mを残して中止しているパイプライン建設工事を許可した。しかし、試験的であっても残砕の海底廃棄は認めていない。雨季の到来を前に建設は急ピッチで進むとみられるが、残砕廃棄による海洋汚染からどう守るかはまだ結論が出ておらず、来年早々予定されている廃棄開始による影響に関する結果が待たれる。
(Radio Australia/ Oct.24, and Post Courier/ Oct.26, 10)
パプアニューギニア
【鉱物資源開発動向】
ラムニッケル鉱山開発の残砕輸送パイプライン建設許可(パプアニューギニア)
2010.10.24