約300人が参加したニューカレドニアのヌーメアでの国際会議では、ここ数年のニッケル価格趨勢が1トン当たり2万米ドルから2.5万米ドルの価格で変動すると予測された。特に、中国からの需要が高いが、代替として銑鉄が使われているため、2007年の5万米ドルの価格にまで上昇しないとみている。ニューカレドニアは世界の約4分の1を産出しているが、開発の遅れているVale Inco projectの操業が始まれば状況の変化も考えられる。
(RNZI/ Nov.16, 10)
太平洋地域
【鉱物資源開発動向】
ニッケル価格下落(太平洋地域)
2010.11.16