今年のWCPFC年次総会は閉会したがクック諸島にとっては不満な会議となった。木曜日午後に終了する予定であった会議は金曜日深夜まで続き、各国は同意のためにお互いに譲歩を迫られた。ナウル協定のLudwig Kumoru委員長はクック諸島が公海での漁業日割り当てに不満を示したと述べ、来年には委員会は公海での漁獲について検討するとしているが、新熱帯マグロ協定(new Tropical Tuna agreement)の話し合いが順調に進んだ。今回の会議で、サモアの漁船が米領サモアに直接陸揚げできることになった。その他、クロマグロの漁獲削減、漁獲監視データの電子報告の新基準、違法漁業に対する対応強化などが合意された。(RNZI/Dec.7, 17)
クック諸島
【農水産開発動向】
クック諸島はWCPFC会議に不満(クック諸島)
2017.12.18