EUは経済連携協定(EPA)などの優先協定を利用して、フィジーと包括的な漁業交渉を始めている。フィジーにとってEUは最大の漁業資源輸出先である。フィジーは魚加工場、缶詰工場、長距離飛行可能な空港などを持ち、近隣島嶼国も漁業資源輸出に利用できるが、EUは地元漁船から魚を買わず、漁獲した魚をすべて自分たちの船で加工して持ち帰るため、EUの漁業方法に異を唱える島嶼国もある。
(Fiji Times/ Feb.21, 13)
フィジー
【農水産開発動向】
EUと漁業交渉(フィジー)
2013.03.04