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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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内務相が永住権ビザ発給を擁護(バヌアツ)

政府は外国人投資法で、国内零細企業、店舗が外国人投資で駆逐されないよう保護しているが、香港永住ビザ制度(Hong Kong Permanent Residency (PR) Visa Program)でこのビザを取得した人には、国内企業と競合する外国人投資家とはみなさないとする決定をした。そして、香港永住権ビザ制度をバヌアツ労働許可証取得の対象から除外することは、億万長者の中国人富裕層のバヌアツ投資機会を高める戦略的な政策であるとしている。香港永住ビザ制度の利用により、2011年の収益は49,500米ドル、2012年には340万米ドルとなり、2013年には1,320万米ドルに急増すると予測されている。内務相は、政府決定が国内雇用に何ら影響を与えず、彼らは裕福なビジネスマンであり、バヌアツに居住した人もいず、労働者として働く可能性はゼロだと述べている。バヌアツだけでなく、ガンビア、ギニア・ビサウなど幾つかの国も投資誘致のため香港の制度を利用しているという。中国本土から香港に居住できる条件として、香港資本投資入国制度(Hong Kong Capital Investment Entrant Scheme)は、クリーンな警察証明証所持、第3国の永住ビザを所持、過去2年で130万米ドルの純資産を所持、認可後7年間継続して1,000万香港ドルを投資することなどを求めている。
(Vanuatu Daily Post/ Feb.19, 13)