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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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中国と経済関係拡大 (クック諸島)

中国訪問から帰国したビショップ海洋資源・教育相がCook Islands Times紙に語ったところによると、クック諸島が1997年中国のOne China Policyを認めたことを評価しており、これをベースに両国の経済関係が緊密化していく見込みだという。同相は、中国が太平洋島嶼国との緊密な関係促進を望んでおり、今回の訪問で中国漁業協会の遠海部および政府漁業局と漁業協力の同意書を交換した。中国には現在メバチマグロとメカジキの調査ライセンス(有効期間3年)20件のうち17件の認可を与えており、年間612,000米ドルが中国からクック政府に支払われている。中国のLuen Tai Fishing社はクック諸島海域で漁獲し、ベトナムまたは中国で加工したマグロ製品をクック諸島の商標を付けニュージーランド市場で販売することを計画している。売上高の5%がクック政府の取り分となる。Luen Tai社はペンリン環礁を漁船基地にして燃料タンクを設置、漁獲した冷凍マグロを空輸するため環礁の空港を利用する。真珠養殖協力についても、上海海洋大学がクック諸島の養殖真珠基地に教授、学生を派遣して、どのような協力ができるか調査する。

 

(Cook Islands Times/ Nov.18, 11)