マダンで発生している多数の部族間抗争が”Beautiful Madang”の観光キャンペーンを行っている観光省にとって甚大な障害となっているとして、Tobias Kulang観光相が平和と法秩序の回復を呼び掛けている。特に、マダン地方政府、警察当局、産業界、政治指導者が一致協力して観光産業を盛りたててほしいと訴えた。最近では、ある地域の部族グループが財産を奪われたとする敵側グループの反撃を恐れ、道路封鎖をおこなう事件があった。観光省はマダンの州都を観光の目玉の一つに取り上げており、部族間闘争で観光資源が失われるようなことがあってはならず、法秩序の維持が最大の課題だとしている。(Post Courier/ April 22, 16)
パプアニューギニア
【観光開発】
【環境・気候変動】
マダンの部族紛争が観光産業に打撃(パプアニューギニア)
2016.05.02