ヘンリー・プナ首相が約束した太平洋海洋景観プロジェクトを実現させるため、1,839,000 km2あるEEZの約半分を海洋公園にすると宣言した。太平洋景観プロジェクトは2009年キリバスのアノテ・トン大統領が提案したもので、2010年タラワで開催された「キリバス気候変動会議」の出席者が気候変動の影響に懸念を示すAmbo Declarationに署名している。トン大統領は、人間の生命は太平洋の清浄さに左右されるとして、海洋汚染のない持続的な太平洋の景観維持を求め、次世代に先代から続く景観を残すため、EEZの半分強の220万km2を海洋公園に指定した。この構想には幾つかの国際的なNGOも支援しているが、構想を支持している国は、豪州、クック諸島、ミクロネシア連邦、キリバス、ナウル、ニュージーランド、ニウエ、パラオ、パプアニューギニア、マーシャル諸島、サモア、ソロモン諸島、トンガ、ツヴァル、バヌアツである。
(Pacific Scoop/ Sept.9, 11)
クック諸島
【観光開発】
【環境・気候変動】
政府が広大な海洋公園設置を表明(クック諸島)
2011.09.11