サイパンで開催された第23回ミクロネシア諸島フォーラムで北マリアナ諸島連邦(CNMI)知事のMatthew Deleon Guerrero経済アドバイザーが、地域での慢性的な労働者不足に対処するため労働者をプールする案を提示した。同アドバイザーは地域の経済成長を阻んでいる基本的な要因は労働者不足にあると述べ、労働者不足に共同して対処すれば同じ悩みを抱える他のミクロネシア諸国にも利益が大きいと述べている。この対策が実現すれば政治的にも社会的にも相互により密接な関係が構築できるとしている。フォーラムの議題はそのほかに労働者の能力向上、外来種の害虫、リサイクル、運輸などが取り上げられている。(RNZI/ April 27, 18)
太平洋地域
【経済・社会動向】
ミクロネシア諸国が労働者不足に共同対処(太平洋地域)
2018.05.07