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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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豪州の中国批判は侮辱だ(サモア)

豪州のConcetta Fierravanti-Wells国際協力相は中国が島嶼国に資金を貸し付け、無駄な建物や道路を建設していると批判したのに対し、トゥイラエパ首相はこの発言は太平洋島嶼国のリーダーを侮辱するものであり、豪州と島嶼国の関係を悪化させるものだと述べた。同首相は政府系Savali紙のインタビューで、中国資金による建物は仕事の質を高め生産性を上げているとし、サモアの要望に応えて作ってくれた建物は効率よく利用されていると述べた。また、我々の要望に財政的支援をしてくれいない豪州とニュージーランドの代わりに、開発協力をしてくれている中国に彼らは感謝すべきだと述べた。そして、中国が戦略的見地からサモアの資産をコントロールしようとしているとの見方を否定し、中国はサモアの主権および意思決定に対する我々の独立性を尊重していると述べた。世銀およびADBの無償資金援助の割合は35%であるのに対し、中国からは27%におよぶ。現在サモアは中国の協力で、Vaiusu 湾で新港「Port of Future」の建設計画を進めている。同首相は中国への借金返済が将来滞るだろうとの見方に、中国からの資金は低利融資であり、支払い猶予期間が長く、かつ工事期間が2年と短いため、資金返済には問題ないとしている。(RNZI/ Jan.15, 18)