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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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世界で10番目に高い災害リスク国(パプアニューギニア)

国連大学の世界災害危険調査によるとPNGの危険度は10番目に位置付けられている。PNGは地震、津波、火山噴火、高波、海岸浸食、内陸洪水、崩落、サイクロン、旱魃、降霜、病気の発生等多岐にわたり、部族紛争、急激な人口増、都市化、不毛な土地管理、生態系破壊等社会・環境問題と集積した複合的な問題としてとらえられている。先週、ポートモレスビーで災害リスクマネージメントには多様な分野の関係者が協力することが求められるとするワークショップが開催された。参加した政府機関、NGO, 民間団体、国連関係機関、赤十字社、開発援助機関等が、2030年を目標にリスク低減に向け協力することを議論した。災害リスクに長い経験のあるUNDPの代表は各種機関の協力なくして目標達成は難しいと述べている。災害危険調査では、1キナのリスク低減投資が災害救助の7キナに相当するとしている。(Post Courier/ Oct.3, 17)