ブーゲンビル州自治政府のモミス大統領は、州内のある地域でU-Vistract組織の支援を受けた「ブーゲンビル通貨」が出回っていることに対して、ブーゲンビル州の公式通貨はPNG通貨であって、他の通貨の使用は厳禁だと述べた。ブーゲンビル通貨は、閉鎖中のパングナ銅鉱山の心臓部にあたる地区に住む、Mekamui group一派が影響力を持つブーゲンビル南部と北部の一地区で使用されているという。ブーゲンビル通貨は商取引に使用できるとだまされた人たちが使い、すでに相当範囲で通用している。モミス大統領は不法通貨を使わず、自分の財産を守るためブーゲンビル政府法規を遵守するよう警告している。ブーゲンビルの業界はPNGキナ以外の通貨での商取引をしないよう申し合わせ、大統領の呼びかけを支持している。ただ、TonuのMinsingku regime が自治州政府にとって心配の種でもある。(Post Courier/ Nov.16, 16)
パプアニューギニア
【経済・社会動向】
ブーゲンビル市民に自国以外の通貨を使用しないよう警告(パプアニューギニア)
2016.11.28