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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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フィジーのコーン・ビーフ輸入禁止で貿易戦争(パプアニューギニア)

8月10日、政府は、フィジーがOx and Palm(corned beef缶詰)などPNG製品の輸入を禁止していることに対して、フェアトレードに基づき輸入を再開しなければ、フィジーがPNGに輸出しようとしている鶏肉を含めたすべてのフィジー製品の輸入を禁止するとする内容の最後通告書を発出した。政府は回答を14日以内に行うようフィジー側に求めており、WTOの規則による法的措置も検討している。2004年の対フィジー貿易赤字は510万キナであったものが2012年は5,550万キナ、2013年は5,310万キナ、2014年は4,420万キナ、2015年は3,560万キナと赤字幅が拡大したままである。2015年のPNGの総輸出額は1,660万キナで輸入額は5,220万キナであった。フィジーはOX and Palmをbiodiversity riskがあるとして輸入を禁止しているが、その真意は国内産業の保護にあるとRichard Maru貿易・商工相が述べている。フィジーにとってPNGは人口が多く投資先としても魅力的な国でもあり、格好の輸出先国でもあることは理解しているが、フィジーが貿易政策を一向に改めない傲慢な姿勢にもう我慢ができないとも述べている。(Post Courier/ August 12, 16)