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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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情報通信産業部門の成長を図り5万人の雇用を創設(フィジー)

Faiyza Koya産業・貿易・観光相が情報通信(ICT)部門を中心とする長期産業育成計画で、4万人から5万人の雇用を創設していくことを明らかにし、フィジーはビジネスの業務委託(BPO)先としては日付変更線も考慮すれば魅力的な委託先になると述べた。フィジーには現在Mindpeal社が進出しており、約12,000人の若者を雇用している。-フィジーは過去10年間情報通信産業の育成に努めてきており、世銀や世界のIT産業が注目してきている。政府はナンディやラオトカのあるWestern DivisionでITのほか製造およびサービス産業の育成を図る計画である。最近の世銀報告書では2015年12月現在、フィジー、サモア、トンガに進出したICT産業で約1万人の雇用が創設されたとみている。近い将来これがGDPの3%に達する約27,000人に増加するとみている。フィジーが地理的にハブ的位置にあることとICTインフラ投資によるBPOやコールセンターなどの集積で、ICTを中心とした魅力的な投資先となることが期待されている。(Fiji Times/ August 9, 16)