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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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旱魃気候で死活状態(パプアニューギニア)

長引く旱魃気候で僻地の住民は栄養不足と疾病の恐怖におびえている。これまでの死亡者数は明らかではないが、ある集落の先生は5人の子供たちが亡くなり、奥地の状況はわからないと述べている。当地では、昨年中ごろから1997年/98年のエル・ニーニョ現象による旱魃以来の深刻な旱魃気候が続いており、雨が降って農耕を始めた人たちが体力不足のためかえって命を落とす人が増えていると援助グループや研究者が懸念している。僻地での死亡者数は多いのは確実だが、小さな集落ではその実数は記録されていず、教会や保健所は旱魃による栄養失調で死亡者が増えていると報告している。政府の援助食料はアクセスの難しい奥地には届かず、特にウエスタン州とエンガ州などの高地では劣悪な状況が続いている。(Radio Australia/ March 31, 16)