野生生物保護協会(Wildlife Conservation Society-Papua New Guinea Program)は最近の調査報告書で、ウエスタン州のHindenburg Wallに稀少価値が高く絶滅の危機にあるechidnas, tree kangaroos, Papua eagles, Pesquet’s Parrots, Black Sicklebills, Bulmer’s Fruit Bat等が生息していると報告している。また、新たに見つかった種は、蟻が26種、植物23種、odonates16種、Herpeto-fauna10種、beetles7種、butterflies5種、bats1種、non-volant mammalas1種の89種にのぼると報告している。国際自然保護連合(IUCN)はうち17種が「低危機」より絶滅の危機が高いとしている。なお、2013年の調査で1,108種の動植物が記録されているが、ユネスコの世界遺産候補リストにHindenburg Wallを含む西ニューブリティン州のMuller Range, Nakanai Mountainsも名前が挙がっている。(Post Courier/ April 20, 15)