ADBは、PNG政府が進めているインフラ開発及び仕事とビジネス創造に障害となっている諸問題を解決する施策を4年間にわたり支援する。実施計画案では2016年から2019年で6億3700万米ドルとなっている。PNGは2002年から急成長を続けているが、人口の88%を占める地方に富が配分されていない。若者の雇用を促進するには農業の振興を図ることが大きな課題であるが、農業はその機能を果たしていない。一人当たり収入が類似の途上国と比べても低いのは、交通、運輸等のインフラ部門が未整備であることを証明している。ADBは、運輸網の整備、再生エネルギー開発、地方医療保健施設整備、都市部水道整備、マイクロファイナンス拡大計画の信用制度創設などを重点的に支援していく。(The National/ April 1, 15)
パプアニューギニア
【経済・社会動向】
ADBが援助を強化(パプアニューギニア)
2015.04.13