太平洋地域環境計画事務局(SPREP-Secretariat of the Pacific Regional Environment Programme)は、世界数千人の科学者が参加している気候変動に関する政府間パネルIPCC-Intergovernmental Panel on Climate Change)の最近要約レポートが、地球温暖化により気温が4度まで上がり、珊瑚礁が崩壊し、海洋の酸性化が進むと述べていることに注目している。海洋が98%を占める太平洋地域では、極端な気候変動事象の増加と最大で2~3mとも予測される海面上昇が現実的な懸念材料である。世界五大低地国のうち、ツバル、キリバス、マーシャル諸島、トケラウの4ヵ国(領土)が太平洋地域にある。(RNZI/ Nov.7, 14)
太平洋地域
【経済・社会動向】
気候変動に関するIPCCレポート(太平洋地域)
2014.11.18