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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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南ハイランド州豪雨被害(パプアニューギニア)

南ハイランド州東部の豪雨で多くの僻地集落が孤立、2週間も水が引かない地区もある。地滑りによる道路、橋の決壊も多発、家も、農地も、家畜もすべて失った住民約4万人が飢えをしのいでいる。下流に当たるガルフ州も被害が大きく、まだ豪雨が続いている。中央政府は緊急対策費として合計1,000万キナ(400万米ドル)を支出、うち直接経費としてガルフ州に300万キナ(120万米ドル)、南ハイランド州に200万キナ(80万米ドル)を配賦した。ガルフ州のカヴォ知事は、河川の氾濫は無秩序な開発が要因であるとして、木材伐採、鉱山、石油などの開発事業を非難した。同知事は、州の半分に当たる約5万人が洪水の被害を受けており、Inter OilやExxonMobilなどの開発事業者は、被害を受けた住民救済のために地方政府に協力すべきだと述べている。
(Post Courier/ July 22; RNZI/ July 23; Post Courier/ July 24; The National/ July 25, 14)