EUの貿易担当官によると、フィジーは、PNGとともに暫定経済連携協定(interim Economic Partnership Agreement-EPA)適用国となり、他の適用国とともにEUに数量制限もなく関税なしで自由に輸出が可能となった。EUは、EPAの適用が途上国援助の重要なツールの一つと考えていて、途上国経済の多様化と活性化に寄与するものと期待している。フィジーは2023年までを移行期間として、一部農産品とセンシティブ品目を除き、徐々にEUからの輸入を自由化していく。EPAは他の太平洋島嶼国にも窓口を開けているが、2009年にフィジーとPNGが暫定協定に署名している。
(Fiji Times/ July 21, 14)
フィジー
【経済・社会動向】
EUと暫定経済連携協定(フィジー)
2014.08.04