Investment Fijiが作成した2013年1月時点でのデータによると、対PNG貿易が5年間で67％増加し、フィジーの貿易黒字が3,680万米ドルと、2011年に比較して約2倍になった。その主な原因は、メラネシア・スピアヘッド・グループ(MSG)の協定により、PNGのネガティブリストにあったフィジー製品が除去されたことにある。2011年のPNGへの主要輸出品は、小麦粉、ピストンエンジン用鉛製品、石鹸・有機製品、パン・ビスケットなどの菓子類、電話器などである。一方、主な輸入品は、部品・付属品、電話機器、プラスティック製品、空冷機などである。政府関係者は、ニュージーランドの約2倍の人口をもつPNGの成長市場に注目しており、豪州などの競争相手に負けないよう輸出に努力していきたいと述べている。

(Fijilive/ Dec.2, 13)