国連国際防災戦略(UNSDR)のレポートによると、世界災害予測国の上位15ヵ国にフィジー、バヌアツ、トンガ、PNG、ソロモン諸島が入っており、バヌアツとトンガは1位と2位で、フィジーは15位となっている。UNSDRの太平洋地域調整官がラジオ・オーストラリアに、フィジーの災害による損害額は年間7,900万米ドルにのぼり、GDPの2.6%に当たると述べている。災害による死亡者、被害を減少させるには、災害、特にサイクロンに強い建物、道路、橋などを造ろうとする意識が必要である。また、国民に防災意識を持ってもらうには、マスコミの協力も必要で、マスコミ関係者の減災に関する知識が必要だとしている。
(Radio Australia/ Oct.10, 13)