中国はニュージーランドおよびクック諸島政府と共同で、ラロトンガの主要水道管改良工事を行う。中国にとって世界で初めて他のドナー国との共同経済援助となる。中国は他の援助国と協調せず、途上国で人目につくインフラ工事を行っているが、貧困解消につながらず、供与したソフトローンも多額の負債として受益国を苦しめていると批判されている。Lowy Instituteの研究員は、中国は自国方式の援助の評価が悪いということを気にしており、今回のニュージーランドとの共同プロジェクトは、両国の相異する援助システムを効果的に運用して成果を上げようと試みる大きな挑戦である、と述べている。
(Radio Australia/ Sept.3, 13)