長期化する、北部環礁地域の旱魃に対して先月「緊急事態」宣言を出した政府は、先週、住民の生命に危険が及んでいるとして、より深刻な「災害事態」宣言に引き上げた。5月6日、災害委員会が現地調査報告に基づき決定したものである。現地の地域社会では飲み水があと11日分しか確保されていず、一家族6人として、一日1ガロンが給水されている。住民の間には、下痢、結膜炎、感冒、など旱魃を要因とする病気が発生している。災害委員会は5月8日、緊急救援センターを立ち上げ、民間、教会、各個人、援助国などを総動員して現地救援活動を開始した。
(RMI Office the President, Majuro/ May 16, 13)