1947年2月6日、豪州、フランス、英国、オランダ、ニュージーランド、米国の6ヵ国がキャンベラ協定に署名し、南太平洋委員会(South Pacific Commission)が設立された。その後、オランダ、英国が脱退し、残った4ヵ国と22の太平洋島嶼国と領土が加盟して太平洋共同体(SPC-Secretariat of the Pacific Community)を構成、運営している。共同体は農業、漁業、環境等の自然資源分野、教育、保健、文化、女性地位向上等の人間・社会開発分野、エネルギー、ICT, インフラ、運輸等経済分野、海岸線管理、海底地図作成、海洋境界線策定等海洋・島嶼分野、災害リスク削減、統計、人口、食糧安全、気候変動等横断的な共通分野など、20項目以上の分野で活動している。
(Secretariat of the Pacific Society, Noumea, New Caledonia/ Feb.7, 12)