ニュージーランドの戦略研究所シニア・フェローによると、ロシアのラヴロフ外相が豪州とニュージーランドを訪問後、フィジーを訪れる予定であることに触れ、これはロシアの太平洋への関心が高まったことを示すものだと述べた。豪州のメディアによると、キャンベラにあるロシア大使館は、フィジーに対してグルジアから分離した南オセチアとアブハジアを独立国と認めるよう工作することはないという。シニア・フェローはこの報道を認めるとしても、ロシア政府が他の島嶼国に働きかけることは当然ありうるとしている。その理由は、太平洋島嶼国が持つ国連で持つ1票の大きさは、看過できるものではないからである。
(RNZI/ Jan.30, 12)