リロ財務相は、ソロモン諸島の世銀成長資源報告書(World Bank Source of Growth Report（注：これは途上国がいかに追随できるかという観点から高度経済成長の特質と問題点を判定するもので、政治家に仕法を教唆するものではなく、自分たちで独自の成長戦略作成を支援する枠組みを提示するレポートである）)の発表にあたって、国内紛争終了以来森林産業の急速な拡大と国際援助資金流入で2003年来経済成長が年平均約7％であると強調した。同報告書は、政府とドナー国の間でソロモン諸島の中・長期成長戦略を支援する内容となっている。リロ財務相は長期成長にはいつまでも木材と援助に依存できないため、今後世銀、ドナー国と協力して総合的な成長戦略を検討していきたいとしている。
(Solomon Star/ Nov.6, 10)