フィジーの保健相 Atonio Lalabalavu は、国内のHIV感染が急速に拡大しているとして 国家的緊急事態(national HIV emergency) を宣言した。政府推計では 成人60人に1人がHIV陽性で、5年前の167人に1人から急増している。2025年の新規診断は 2,060件 に達し、妊婦の陽性率は 約2%(50人に1人)。母子感染による新生児の死亡も増えている。
WHOはフィジーを アジア太平洋で2番目に速く拡大するHIV流行国と位置づけ、国内の感染者数は 9,000人以上と推計される。高リスク薬物使用、とくに注射器の共有が感染拡大の主要因とされる。
政府は、検査・治療の拡大、針・シリンジプログラムの正式導入、長期型予防注射の導入など、介入策を迅速に強化するとしている。
(9月18日ABC/原文はこちら(英語))