トンガのソヴァレニ氏が政権から追放されてから4ヶ月が経過したが、新政権に対し、前政権による「横領」の主張を裏付けるよう求める声が依然として高まっている。「議会内だけでなく、議会外の人々からも求められている重要な点は、資金の不正使用(数百万ドルに上るという主張)があった場合、なぜ前政権の関係者が裁判にかけられないのかということである。その根拠は監査院長が前政権の支出に関する報告書について質問された際、一部のケースでは報告書が存在しないか、または支出の証拠書類がないと述べた点にある。」と、RNZモアラ特派員は『Pacific Waves』に語った。一方、ソヴァレに氏はテレビとラジオの両方で出演し、基本的に「資金の不足はない」と主張し、記録がないという主張は誤りだといい、横領に関して否定している。そのために、この対立は続いており、これが議会での主な議題となっているという。エケ政権は、11月までに成果を上げる必要があり、その後、再び総選挙を迎えることになる。モアラ特派員は、新政権が在任期間中に次期選挙の選挙運動に時間を費やしていると批判されていると述べた。選挙日程は9月に発表され、その後すぐに選挙運動が始まる予定である。(Radio New Zealand/APR16, 2025)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/558370/tonga-s-tug-of-war-continues-over-unresolved-allegations
トンガ
【経済・社会動向】
未解決の疑惑をめぐり続く対立(トンガ)
2025.04.22