ニュージーランドのピーターズ副首相は、地域における課題の対応を強化するため、フィジーとの協力体制を深めていると述べた。ピーターズ氏は、バヌアツ訪問前に、ナンディでランブカ首相と夕食を共にした。夕食後に、ピーターズ氏は「ニュージーランドとフィジーは、太平洋地域において不可欠なパートナーシップを構築してきている。このような不確かな時代にあって、フィジーとニュージーランドの連携によって、両国民と地域社会のために貢献しなければならない。」と述べた。ピーターズ氏は、両国は2030年までに20億ドルの双方向貿易を目指して取り組んでいると述べ、フィジー人の旅行をより簡単かつ安価にするというニュージーランドの最近の動きを歓迎した。今週初めにピーターズ氏がハワイを訪問したことを受け、安全保障協力と太平洋地域における米国の役割もこの会談での主要な議題となった。「ホノルル訪問中、米国が地域および世界的な安全保障に多大な投資を行っていることを再認識した。ランブカ首相との会談でもこの点に焦点を当て、国防協力、麻薬密売、人身売買など、数多くの安全保障問題についてフィジーとの緊密な協力関係を推進していきたい。」とピーターズ氏は語った。また、9月にソロモン諸島で開催される太平洋諸島フォーラムを前に、経済開発を深め、同じ考えを持つパートナーと足並みを揃える方法についても話し合われた。ニュージーランド代表団は4月17日に帰国の予定である。(Radio New Zealand/APR16, 2025)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/558326/nz-fiji-reaffirm-indispensable-partnership-aim-for-2b-trade-goal
ニュージーランド
フィジー
【経済・社会動向】
引き続き「不可欠なパートナーシップ」を確認、20億ドルの貿易目標(ニュージーランド、フィジー)
2025.04.22