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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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米国との強固な2国間関係を再確認(フィジー)

フィジーのランブカ首相は2月5日、米国にて米国下院議員で太平洋諸島問題議連の議長を務めるCase氏と会談し、フィジーと米国の強固で永続的なパートナーシップを再確認した。同会談では、気候変動、安全保障、持続可能な経済成長と開発等主要な協力分野が取り上げられた。ランブカ首相は、会談で、フィジーと米国及び太平洋諸島国会議員連盟を通じた太平洋地域との長年にわたる協力関係について言及した。会談中、ランブカ首相は、今後10年間の国家の戦略的な国際的関与の概要をまとめた、最近発表された外交政策白書についても説明した。また、ランブカ首相は、トランプ大統領が米国のパリ協定離脱決定を認める一方で、太平洋諸国が気候危機の影響を最も大きく受け続けていることから、この決定が再考されることを望んでいる事を伝えるとともに、米国からの不法移民の強制送還についても議論された。そして、トランプ政権による不法移民強制送還政策に関して、フィジーは、米国からのフィジー人強制送還プロセスについて様々な省庁及び国際法執行機関との協議を開始したという。さらに、ランブカ首相は、結びの言葉として、フィジーは米国との緊密な協力関係を維持し、両国の継続的な関与を確保していくことを期待していると述べた。Case下院議員は、フィジー及び太平洋地域全体におけるさらなる協力分野について話し合う機会を設けてくれた首相に感謝の意を表した。(Pacific Islands News Association/FEB6, 2025)

https://pina.com.fj/2025/02/06/fiji-reaffirms-strong-bilateral-relations-with-the-u-s/