パプアニューギニア
正式国名 | パプアニューギニア独立国(Independent States of Papua New Guinea) |
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人口 | 約861万人(2018年 世界銀行) |
民族 | メラネシア系 |
宗教 | キリスト教、その他、祖先崇拝などの伝統信仰も強く残っている。 |
1人当りGNI | 2,530米ドル(2018年 世界銀行) |
電話の国番号 | (675)+(相手先の番号) |
面積 | 46.2万㎢(日本の約1.25倍) |
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首都 | ポートモレスビー(Port Moresby) |
主要言語 | 英語(公用語)、ピジン語、モツ語等 |
政体 | 立憲君主制 |
通貨 | キナおよびトヤ |
大自然に包まれた神秘の国パプアニューギニアへの個人旅行は、未だ一般化していないが、目的を持ったグループ旅行は増えている。最近はダイビングやサーフィンなどのマリンスポーツ、自然観察、民族探訪、トレッキングなどを目的としたツアーが企画されている。特に、ラバウルのマスク・フェスティバル(7月)、マウントハーゲン・ショー(8月)、ゴロカ・ショー(9月)など各都市部で年に1度開催されるシンシン・ショー(様々な民族が集い民族舞踏を披露するフェスティバル)には、世界各地から観光客が集まる。この「シンシン」は歌って踊る部族の民族舞踏の総称で、英語のSingに由来しており、全国で様々な部族の踊りを見る事ができるのは多民族国家パプアニューギニアの大きな特色であり魅力でもある。
一方、太平洋戦争の激戦地であったパプアニューギニアは、戦時中、東部ニューギニアと呼ばれ、日本も多くの犠牲を払った。現在でも厚生労働省や各団体から個人のご遺族まで各地に慰霊巡拝を行っている。
●アクティビティ
・ダイビング
パプアニューギニアで最も人気のマリンスポーツがスキューバ・ダイビングで、各地には小規模ながらダイビングリゾートやダイビングサービスが点在している。各地に1~2か所のダイビングサービスしかないため海は手つかずの様に美しく保たれており、各々特色を持っているがサンゴの豊かさと魚影の濃さは共通している。また太平洋戦争の激戦地であったことから軍用船舶や軍用機のレックポイントも多い。雨季と乾季で海況が大きく異なるので、訪れる時期と趣向で各旅行会社に相談するとよい。
●アクセス
2002年より運航していたニューギニア航空の成田⇔ポートモレスビー定期便は現在、運休中(2020年6月現在)で、経由便ではフィリピン航空がマニラ⇔ポー
トモレスビー間を週4便運航しており、東京や大阪などからのマニラ便と接続している。その他オーストラリアのケアンズやブリスベン、シンガポール、香港を経由するルートがある。
●パスポートとビザ
パプアニューギニアへの入国に当っては、ビザの取得が必要である。60日以内の観光目的であれば、ポートモレスビーのジャクソン国際空港でも簡単に入手できる(2020年6月現在、無料)が、入国審査における待ち時間が長いことがしばしばあるため、乗継ぎ便がある時には十分な時間的余裕が必要とされる場合もあり、スムー
ズな入国、また団体の場合には事前にビザ取得したほうが良い。なお業務渡航は必ず事前にビザ取得が必要。ビザは在日本パプアニューギニア大使館で取得できる。必要な書類など詳しくは大使館ホームページhttp://png.or.jp/を参照。
※在日本パプアニューギニア大使館:
東京都目黒区下目黒5-32-20
電話03(3710)7001
Email: png.tokyo@png.or.jp