ツバル
正式国名 | ツバル(Tuvalu) |
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人口 | 約11,000人(2017年,世界銀行) |
民族 | ポリネシア系(若干ミクロネシア系が混合) |
宗教 | 主にキリスト教(プロテスタント),殆んどの国民がツバル教会(キリスト教プロテスタント系)に属する。 |
1人当りGNI | 4,970米ドル(2017年,世界銀行) |
電話の国番号 | (688)+(相手先の番号) |
面積 | 25.9平方キロメートル |
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首都 | フナフティ(4.3千人) |
主要言語 | 英語の他,ツバル語(ポリネシア系言語でサモア語に近い)を使用 |
政体 | 立憲君主制 |
通貨 | 豪ドル |
ツバルは、9つの環礁島からなるポリネシア最西端の国で、首都のあるフナフティ環礁島は、赤道の南1,000km、フィジーの北1,100kmに位置している。北西から南東に焼く700kmにわたり飛び石のように斜めに連なっている環礁島はすべて低い島であり、ツバルの人々は地球温暖化の影響を深刻な問題として捉えている。ツバルという国名を知る日本人は少ないが、日本では古くはエリス諸島の名で知られていた。最近ではツバル諸島とも呼ばれている。土地面積26平方キロメートル、人口は10,880人。人口密度は、1平方キロメートルで約400人と、日本の340人を大きく上回る。ポリネシアで最も小さい国であり、そして最も人口密度の高い国である。
ツバルとは8つの集団という意味であり、昔からの居住者がいなかった最南端のニウラキタ島を除いて国名が決められた。9つの集団の場合は「ツイバ(Tuiva)」となっていたかも知れない。8つの環礁島は、北からナヌメア、ナヌマンガ、ニウタオ、ヌイ、バイツプ、ヌクフェタウ、フナフティ、ヌクラエラエであり、9つ目の島ニウラキタに人が住み始めたのが1949年からであった。
●アクセス
日本からの直行便はなく、フィジーのスバを経由する。フィジーエアウェイズ航空が週3便、スバとフナフティ(ツバル)間を運航している。所要時間は約2時間30分。
●パスポートとビザ
1ヶ月以内の観光滞在はビザ不要だが出国用航空券が必要。パスポートは、入国時から6ヶ月以上が必要。
●時差
ツバルの日本との時差はプラス3時間となる。日本が正午の時、ツバル同日午後3時。
●通貨と両替
通貨はコインを除いてオーストラリア・ドルが公式通貨。クレジットカードは一切使用できないので、現金かトラベラーズチェックを持参する必要がある。国立ツバル銀行で両替可能。銀行の営業時間は月~木曜日が午前10時~午後2時まで。金曜日は午前9時~正午まで。クレジットカードからの現金化はできないので要注意。
●電気
電気は240ボルト、50ヘルツで、差込プラグはオーストラリアと同じ形態。
●国際電話
ツバルの国番号は688。
●飲料水
旅行者は馴れないこともあり、また、疲れもあったりするので、生水は絶対に避けること。ミネラルウォーター等を飲むか、水を沸騰させて飲料水にする際は、沸騰してからなお5分程度沸かし続けるようにする。
脱水症状を避けるために、飲料水は努めて摂取するようにし、外出する時には必ず水を持参すること。
その他詳しい内容は当センターガイドブックで紹介しています。
尚、在東京ツバル名誉総領事館提供のフナフティタウンマップはこちらからご覧ください。
Ministry of Foreign Affairs, Trade, Tourism(ツバル政府)作成のツバル観光情報(英語)はこちら