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マーシャル諸島

概要
正式国名 マーシャル諸島共和国(Republic of the Marshall Islands)
人口 59,194人(2020年、世界銀行)
民族 ミクロネシア系
宗教 キリスト教(プロテスタントが大部分)
1人当りGNI 4,860米ドル(2018年、世銀)
電話の国番号 (692)+(相手先の番号)
面積 181平方キロメートル(霞ヶ浦とほぼ同じ大きさ)
首都 マジュロ(Majuro)
主要言語 マーシャル語、英語
政体 大統領制
通貨 米ドル(US$)

マーシャル諸島共和国はオーストラリアとハワイの中間、赤道の北、日付変更線の西に位置する。マーシャル諸島には、200万平方キロの広大な海域に5つの独立した島と29の環礁が存在し、合計約1,225のサンゴ島が点在している。陸地の総面積は181平方キロメートルで、ほぼ霞ヶ浦(茨城県にある日本で二番目に大きい湖)と同じ大きさである。 環礁は2つの列島に分けられ、東側がラタック列島、西側がラリッ ク列島と呼ばれる。マーシャル語でラタックが「日の出」、ラリックは「日の入」を意味する。
約3000年前までに、火山島の周りに 溜まったサンゴ礁が小さな新たな島を形成 した。その島が輪の形に残り、その中には ラグーン(礁湖)ができた。それが今日のマーシャル諸島である。陸となっている部分は狭く、山も川もない島がつながってできている。島々の平均海抜は2~ 3メートルである。
首都マジュロのあるマジュロ環礁は64 の島で構成され、デラップ、ウリガ、リタ の3島が道路で結ばれており、政治、経済の中心になっている。

 

●歴史(第2次世界大戦後)
1947年、マーシャルは、現ミクロネシア連邦とパラオと共に、米国の国連信託統治領となった。1946年から58年まで、米国による核実験がビキニ環礁及びエヌエタック環礁で行われ、ビキニ環礁の名が世界中に知れ渡った。
 1978年7月ミクロネシア憲法草案が各地で住民投票にかけられたが、マーシャルは、同憲法を拒否し、1979年5月に独自の憲法を制定して自治政府(マーシャル諸島共和国)を樹立した(初代大統領はアマタ・カブア氏)。1986年10月、米国との自由連合に移行し、1991年9月、国連加盟が承認された。

●政治
議会は一院制で議員数は33名、任期は4年。議会のことをマーシャル語でニティジェラという。大統領は議会において選出され、閣僚は大統領が指名する。こちらの任期もそれぞれ4年となっている。また、これと並行して伝統的指導者で構成される首長評議会があり、諮問委員会のような役割となっている。
米国との自由連合関係にあり、国防、安全保障の権限を米国に委ねている。

●経済
貨幣経済と伝統的自給経済が混在している。国内の生産性は高くなく生活必需品の多くを輸入に依存しており、貿易収支は恒常的に赤字である。政府歳入の約6割は、自由連合盟約に基づく米国からの財政援助であるが、今後援助の削減も予想されるため、民間セクター育成等、経済構造改革に努めている。

その他マーシャル諸島の概要詳細は、当センターガイドブックをご覧ください。
外務省のページはこちらから

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