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マーシャル諸島

概要
正式国名 マーシャル諸島共和国(Republic of the Marshall Islands)
人口 61,025人(2009年、世銀)
民族 ミクロネシア系
宗教 キリスト教(プロテスタントが大部分)
1人当りGNI 3,060米ドル(2009年、世銀)
電話の国番号 (692)+(相手先の番号)
面積 181平方キロメートル(霞ヶ浦とほぼ同じ大きさ)
首都 マジュロ(Majuro)
主要言語 マーシャル語、英語
政体 大統領制
通貨 米ドル(US$)
歴史

 

●先史時代 

 

考古学者によると、マーシャルに人が住み始めた形跡が見られるのは、今から2000年ほど遡った時代である。どのような形で人々が移ってきたかははっきりしていないが、マーシャル人と関連するいくつかの証拠があるという点から、南・南西にある東部メラネシアやキリバスあたりが起源とされている。

 

●スペイン・英国・ロシアとの交流 

 

マゼランをはじめ、多くのスペイン船が太平洋を行き来し出した1520年代、マーシャル諸島は西洋の文化に初めて触れた。その後1788年、英国人の船長ジョン・マーシャルとギルバートが島々に入ってきた。これがマーシャル諸島と呼ばれるようになったきっかけである。英国船は1707年にブリタニア号、1803年にローラ号、1809年にはエリザベス号が寄港した。 英国に続いて、ロシア船ルリック号が1816年から23年にかけて訪れ、船員だったアーティストのルデュウィグ・クリスと自然学者のアベルバード・ボン・チャミッソの指導により、マーシャル諸島で初めて水路学・植物学・動物行動学の研究が行われた。

 

●捕鯨船員/宣教師の時代 

 

1800年代前半に捕鯨船がマーシャルを訪れるようになったが、1850年ごろから灯油が普及し始めたと同時にクジラの油・捕鯨は廃れていった。 1857年には最初の宣教師の一行がハワイから到着した。宣教が開始されたのはエボン環礁だった。宣教師たちは徐々に活動範囲を広め、19世紀の終わり頃にはすべての環礁に教会を建てた。今日、キリスト教文化はマーシャルの重要な部分となっている。

 

●ドイツによる統治 

 

1859年、ドイツ人アドルフ・カペルはサモアからエボン環礁に到着し、ポルトガル人ジョー・デブルムと提携してマーシャルで初めての貿易会社(ジャルート・カンパニー)を設立、ヨーロッパ人として最初の移民となった。 1885年、ドイツはマーシャル諸島を保護領とすることを宣告したが、1906年に行政府を設置するまでは、ジャルート・カンパニーが貿易会社と植民地管理局という二つの仕事をこなしていた。当時は、首都をジャルート環礁のジャボールに置いた。第一次世界大戦の敗戦により、ドイツの支配は29年間で終わった。

 

●日本による統治 

 

1914年、第一次大戦が勃発すると、日本はマーシャルを含むドイツ領ミクロネシアの島々を占領し、統治を開始した。ドイツの統治時代から、日本はコプラなどの実質的な取引を行っていたこともあって、植民地政策を急速に推進した。また、人口の増加していたジャルートとマジュロを拠点とし、ジャルート・カンパニーを南洋貿易会社と改名して運営を続けた。1920年に国際連盟より日本のミクロネシア委任統治が認められた。1933年、日本は国際連盟から脱退し、環礁を利用した強大な太平洋の要塞化を開始した。

 

●第二次世界大戦 

 

第二次世界大戦が始まるとマーシャルにも戦火が広がった。1944年2月、ミクロネシアにおける米軍の反撃の第一歩は、マーシャル諸島クワジェリン環礁の旧日本軍基地に対するものだった。ロイ・ナムールの旧日本軍基地は徹底的に破壊され、次いでマジュロ環礁が攻略された。米軍はクワジェリンを空軍基地に、マジュロを航空母艦の基地にして、カロリン諸島の旧日本軍基地を攻撃した。

 

●米国による統治と独立 

 

1947年、マーシャルは、現ミクロネシア連邦とパラオと共に、米国の国連信託統治領となった。1946年から58年まで、米国による核実験がビキニ環礁及びエヌエタック環礁で行われ、ビキニ環礁の名が世界中に知れ渡った。

 

 1978年7月ミクロネシア憲法草案が各地で住民投票にかけられたが、マーシャルは、同憲法を拒否し、1979年5月に独自の憲法を制定して自治政府(マーシャル諸島共和国)を樹立した(初代大統領はアマタ・カブア氏)。1986年10月、米国との自由連合に移行し、1991年9月、国連加盟が承認された。

地理

マーシャル諸島共和国はオーストラリアとハワイの中間、赤道の北、日付変更線の西に位置する。北緯4~14度、東経160~173度に広がるマーシャル諸島には、200万平方キロの広大な海域に5つの独立した島と29の環礁が存在し、全て合わせると約1,225のサンゴ島が点在している。陸地の総面積は181平方キロメートルで、ほぼ霞ヶ浦(茨城県にある日本で二番目に大きい湖)と同じ大きさである。環礁は南北に平行して延びた2つの列島に分けられ、東側がラタック列島、西側がラリック列島と呼ばれる。マーシャル語でラタックが「日の出」、ラリックは「日の入」を意味する。

政治

 議会は一院制で議員数は33名、任期は4年。議会のことをマーシャル語でニティジェラという。大統領は議会において選出され、閣僚は大統領が指名する。こちらの任期もそれぞれ4年となっている。また、これと並行して伝統的指導者で構成される首長評議会があり、諮問委員会のような役割となっている。米国との自由連合関係にあり、国防、安全保障の権限を米国に委ねている。
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