サモア
概要
正式国名 | サモア独立国 |
---|---|
人口 | 約20万人(2017年,世界銀行) |
民族 | サモア人(ポリネシア系)90%,その他(欧州系混血,メラネシア系,中国系,欧州系等) |
宗教 | キリスト教(カトリック,メソジスト,モルモン教等) |
1人当りGNI | 4,090米ドル(2017年,世界銀行) |
電話の国番号 | 685+(相手先番号)(市外局番はない) |
面積 | 2,830㎢(東京都の約1.3倍) |
---|---|
首都 | アピア(Apia) |
主要言語 | サモア語、英語(共に公用語) |
政体 | 立憲君主制 |
通貨 | サモア・タラ(Samoan Tala)1タラ=46.03円(2018年4月) |

●政治
サモアは立憲君主国家であり、国家元首は事実上代表的な4部族の長の中から選ばれる。現在の国家元首はトゥイアトゥア・トゥプア・タマセセ・エフィ。国家元首に実質的な権力はなく、国事行為はすべて議会の承認によって行う。政府は、首相と12人の閣僚によって構成されている。議会は1院制で49議席からなる。1990年の国民投票によって、21歳以上のすべての国民に選挙権が与えられたが、被選挙権は「マタイ」の称号を持つ者にしか認められていない。 サモア独立国の政治の特徴は地方自治の形態にあり、とくに村の単位では、現在でも一族の長を中心とした伝統的な運営がなされている。
●経済
ウポル島とサバイイ島、その周辺の小さな島々からなるサモアの経済活動は小規模で、ココナツやタロイモなどの伝統的農業に依存しており、90 年代半ばからの経済成長も漁業、農業、観光が大きく貢献した。現在、労働人口の 60% が従事している農業の GDP(国内総生産)に占める割合が徐々に減少しつつあり、2004 年には、ニュージーランド、豪州、米国に住むサモア人からの仕送りが GDP の 19.3%を占め、重要な国家収入になっている。民間企業としては最大企業であるヤザキ・サモアが最盛期には 2,000 人以上の現地人を雇用し、自動車用ワイヤー・ハーネスを生産しており、サモアの豪州への輸出の殆どを占めている。
サモアについての詳細は、当センターガイドブックをご覧ください。
外務省のページはこちらから