ニウエ
概要
正式国名 | ニウエ(Niue) |
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人口 | 1,888人(2020年、アジア開発銀行) |
民族 | ニウエ人(ポリネシア系)90% |
宗教 | キリスト教90% |
1人当たりGDP | 25,117NZドル(2019年,アジア開発銀行) |
電話の国番号 | (683)+(相手先の番号) |
面積 | 259㎢(鹿児島県徳之島とほぼ同じ) |
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首都 | アロフィ |
主要言語 | ニウエ語(ポリネシア語系)、英語 |
政体 | 立憲君主制(元首は英国のチャールズ三世国王) |
通貨 | ニュージーランド・ドル(NZ$) |
●歴史(20世紀以降)
1900年、ニウエはイギリスの植民地となったが、このころにはキリスト教の宣教師達は完全にニウエをキリスト教化した。1901年ニウエ人には一切の相談が無いまま、ニウエはニュージーランドへ移譲された。ニュージーランドはニウエをクック諸島に併合しようとしたが、ニウエ人の激しい抵抗にあい、これを断念している。1974年10月、長年の交渉を経て自治権を獲得し、ニュージーランドとの自由連合関係に移行した。
●政治
ニウエでは3年毎に総選挙が行われ、20人の議員が選出される。議員がその中から首相を選出し、首相は19人の議員の中から閣僚3人を選ぶ。議員は議員以外から議長を選出する。議員の14人は地区単位の選出で、6名は島全体から選ばれる。投票権は18歳以上の住民に与えられる。外交と軍事は、憲法上、ニュージーランドの元首たる英国のチャールズ三世国王が司り、ニュージーランドがニウエの経済・財政上の支援に責任を持つ。
●経済
ニュージーランドの財政援助と同国をはじめとする海外在住のニウエ人からの送金がニウエ経済を支える2本柱である。近年はニュージーランドの協力を得てエコ・ツーリズム等観光産業の育成に努力している。商業ベースの漁業も有望視され、バニラやノニ・ジュースも品質の良いものを産出する。
その他ニウエの概要詳細は、当センターガイドブックをご覧ください。
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