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企業インタビュー:BULAVITY Corp.(フィジー産コーヒー)

PICでは太平洋の島々と日本のビジネスに関連したストーリーを不定期でお届けします。 

第二回目は、日本で初めてフィジーコーヒーの本格的な販売を開始したBULAVITY Corp.代表理事、曽根拓也様のインタビューです。(本記事前半は、Investment Fijiによる記事をもとに作成。)

フィジー産コーヒーの輸入を行っている一般社団法人 BULAVITY (以下、BULAVITY Corp.) は、2021年3月9日~12日に開催されたFOODEX JAPAN 2021に初出展しました(PICの設置したブースに、他6社の島嶼国関連企業とともに参加)。
FOODEX JAPANはアジア最大規模の国際食品飲料展示会で、770億米ドルにも上る日本食品市場をはじめとした、収益の見込みが高いアジア市場へアクセスできる機会を提供しています。
今年3月に開催された本展示会は、初の試みとして実開催とバーチャル展示会を同時進行させた形で行われました。
千葉県市原市を拠点に活動しているBULAVITY Corp.は、フィジーとの貿易・投資機会を調査するため、頻繁に現地を訪れ、2020年11月に日本では初めてのフィジーコーヒー(シンガトカからのアラビカ種を使用)の販売を実現させました。コーヒー事業を通じて日本におけるフィジーの認知度を上げ、パシフィックコーヒーのブランド確立へ向けて邁進しています。

BULAVITY Corp.の曽根拓也代表理事によると、フィジーコーヒーは特に香りと味において日本の顧客から好評を得ています。約一週間にわたる展示会には2万人以上の貿易関係者、卸売り・小売り業者、バイヤーなどが集い、BULAVITY Corp.にとってフィジーコーヒーを紹介する絶好の機会となりました。
フィジー投資庁(Investment Fiji)の貿易・投資チームは太平洋諸島センター(PIC)をはじめとした主要機関と協働し、バイヤーとのつなぎやフィジーブランドの活用を通してフィジーコーヒーの新市場開拓のための調整を行ってきました。今後も関係機関との連携を通じて、市場開拓に向けて活動していきます。

ーフィジー産コーヒーの特徴を教えて頂けますか?
落ち着いた香りが良いです。味は、苦味と酸味のバランスがよく、飲みやすさが特徴です。インスタントコーヒーしか飲まない方やコーヒーが苦手な方におすすめです。特に、お仕事中や勉強中といった、ながらコーヒー派の人には最適で、飲みやすさを実感しやすいと思います。

ーブラビティではどのようなお仕事をされていますか?
コーヒー事業以外にはWEBメディア事業もやっています。創業当初、フィジー旅行専門サイトを制作したことをきっかけに、おかげさまで旅行代理店様のメディア運営やその他法人様のコーポレートサイトやWEBマーケティング等のご依頼を受けております。弊社においてコーヒー事業はモノ、プロダクトへの初挑戦です。現在コーヒーメディアを育てている段階ですが、WEB周りの無形サービスという強みを活かし、単なるモノ消費ではなく、ストーリーや価値が伝わるようにコーヒーを届けていきたい。また、フィジーをはじめとした太平洋の魅力や想いに人々が共感できるように事業を進めていきたいです。"美味しいコーヒーから楽しいコーヒーへ" 。コーヒー事業にはそんな想いもあります。具体的には、オリジナルドリップバック制作やコーヒーシェアリングなど、デザインや企画力のある商品でパシフィックコーヒーを日本中に届けることを目指しています。

ーフィジーに関わるようになったきっかけは?
7年前に留学のため渡航しました。ホームステイをする中でケレケレ(フィジー語で'シェア')に共感し、フィジーが大好きになりました。創業の決め手は、日本人がフィジーの魅力を知ることでより豊かな社会になると思ったからです。以来5年、「フィジー文化で日本を楽しく」という企業理念は、変わらずに私たちの事業の中に生き続けています。

ー今後の展望を教えて頂けますか?
今年はフィジー産コーヒーを追加輸入します。現在、入荷時期や輸送方法について現地法人とやり取りをしています。コロナ禍が落ち着き次第、南太平洋の他の国、バヌアツやソロモン諸島、トンガなどの国でのコーヒー視察を予定しています。生産者と話し合い、南太平洋地域のコーヒーを1つずつ丁寧に扱い、日本に向けた輸入を増やしていくことを今後2〜3年の中期目標としています。
フィジーだけでなく、太平洋地域は素晴らしい人々と価値観に溢れています。しかし、残念ながら、太平洋地域は日本では未だ認知度も低く、旅行やビジネスの対象になっていません。そんな逆境を変えるべく、コーヒーを通して太平洋地域への興味関心を持つきっかけを作り、その先に、今の旅行客がヨーロッパや東南アジアに行くように、太平洋諸島に旅行へ行くという第三の選択肢を作ることを今後10年20年の長期目標としています。

ーPICに期待することがあれば、教えて頂けますか?

島嶼国を視察する際に、諸処トラブル回避が事前にできたり、現地サポートをいただけたりすると大変助かります。またそれ以上に、太平洋地域に関わる企業や人の枠を超えて、多種多様な人たちに太平洋の魅力を伝える施策を共に考案し実行していきたいと心から思っています。

HP 'Pacific Coffee':https://pacific-coffee.com/
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インスタグラム:https://www.instagram.com/pacific__coffee/
PIC「日本で買える製品紹介」ページ:https://pic.or.jp/pi_home_products/6246/

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