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〔サモア〕在サモア日本国大使館が実館に格上げされました

平成29年1月1日付で,これまで兼勤駐在官事務所であった在サモア日本国大使館が大使館(実館)に格上げされました。太平洋島嶼地域では、昨年1月のソロモン大使館に続き、8か国目の大使館の設置となります。サモア大使館には、今年中にも現地に駐在する特命全権大使が派遣される予定です。
サモア独立国は、1962年に太平洋島嶼国で初めて独立した島国で、ポリネシア地域最大の人口を擁する同地域の中心国の一つです。国際機関として太平洋地域環境計画(SPREP),国連食糧農業機関(FAO)及び国連教育科学文化機関(UNESCO)の事務局又は地域事務所も擁していることから,地域における情報収集・対外発信の拠点であるとともに,これまで国際場裡における我が国の立場を支持するなど我が国にとって重要な国でもあります。昨年7月には首都アピアで日サモアビジネスセミナーが開催され、PICが主催で民間訪問団を派遣しました。先方政府からも数度にわたり大使館への格上げの要請が行われてきました。
なお、サモア側からは、駐日サモア大使館(シラ特命全権大使)が設置されております。


太平洋島嶼国に対する日本の在外公館設置状況
 大使館(実館):ミクロネシア連邦、フィジー、マーシャル諸島、パラオ、パプアニューギニア、ソロモン諸島、トンガ、サモア

なお28年度に新規に開設された日本の在外公館についてはこちらを参照ください。