PICでは、毎年春と秋に明治大学リバティアカデミーとの連携講座を実施しています。2015年秋期は、「太平洋の島々の歴史と文化～知られざる日本との絆」です。10月24日と31日の２回、明治大学駿河台キャンパスで開講します。

（有料。内容詳細・お申し込みはこちらから）

本年4月には天皇皇后両陛下がパラオを御訪問されましたが、連日テレビでその模様が伝えられると同時に、日本とパラオの文化的なつながりをテーマとした番組が多数放映されました。パラオが日本と歴史に深い関係を持ち、非常に身近な国であることは、こうした報道の中で一貫して伝えられていましたが、じつはこれはパラオのみならず、内南洋と呼ばれたミクロネシアの旧委任統治領をはじめ、太平洋の島々全域に通じることです。

本講座は2週にわたり、両地域の長く密接な交流関係について、この地域と深くかかわってきた二人の視点からご紹介させていただきます。前半（24日）は、当センター所長小川和美が、歴史的なつながりからみた両地域の交流史について、知られざる逸話を交えながらお話し致します。また、後半（31日）は現地社会に溶け込みながら「本物のミクロネシア社会」を撮り続けてきたフォトジャーナリストの道城征央さんをお招きし、現地で撮影した数々の写真を交えながら、ミクロネシアの文化と日本との絆を中心にお話しいただきます。

皆さまのお越しをぜひお待ちしております。