11月24-27日、当センター小川所長がバンコクで行われた第10回アジア太平洋ビジネスフォーラム（APBF）に出席しました。主催者である国連アジア太平洋経済社会委員会（UNESCAP）の要請によるもので、小川所長は第三セッションの「Trade Facilitation, Transport and Finance for Inclusive Business Development」にパネラーとして参加しました。発言の中で小川所長は、日本と太平洋島嶼地域との貿易促進にPICが果たしている役割について説明、民間ベースでの取引がある程度軌道に乗るまでは、国際機関など公的な機関が積極的に貿易を後押しする必要性があると指摘しました。
今年のAPBFでは「Connecting the Pacific with Asia」をテーマに据えて活発な議論が行われましたが、多くの発言者が「人と人との繋がりの強化」を訴え、アジア地域と太平洋地域の関係強化に高い関心が寄せられていました。