来たる2023年８月23日（水）、国際機関太平洋諸島センターは、太平洋島嶼国を紹介するオンラインセミナー「太平洋島嶼国シリーズ」の第7弾を約1年振りに開催します。今回は「キリバス共和国」を取り上げます。

キリバス共和国は、広大な水域に33の島（環礁）が散在して、世界第３位を誇る広大な排他的経済水域（EEZ）を有しています。この広大なEEZは、カツオ・マグロといった水産資源の宝庫となっており、外国からの漁船の入漁料は、国の重要な収入源の1つとなっています。一方、キリバスは、1900年ごろから約70年間、その経済をリン鉱石に依存していましたが、1979年には枯渇しており、さらにリン鉱石以外の天然資源をほとんど持たないため、現在の輸出品は、魚類（特にマグロ）やコプラ、海塩等になっており、さらなる輸出品の開発を含める経済基盤の強靭化が課題となっています。
近年では、「気候変動」の影響を受けている国として注目を浴びています。

今回のオンラインセミナーでは、キリバス政府関係者によるキリバス共和国の観光地としての魅力について、さらにキリバス共和国を良く知るJICAスタッフの方に現在取り組んでいる事業や今後の課題についてプレゼンいただき、最後にLabor Mobilityの観点から本邦企業の取り組みについてお話頂く予定です。

開催概要は下記の通りです。オンラインセミナー「太平洋島嶼国シリーズ」は今回で最後となります。皆様のご参加をお待ちしております。

＜概要＞

＜プログラム＞（予定、敬称略）（日本時間）
※登壇者、演題は予告なく変更する場合がございます。ご了承ください。