(マーシャル諸島)
ここ数年、マジュロの7基の発電機が次々と故障し、修理が必要となっており、住民は度々停電に悩まされてきた。昨年2月、故障した出力6.4メガワットの第6基エンジンは300万米ドルをかけ、豪州での修理を終え稼働を始め、2.5メガワットの小型エンジンも今月稼働することになり、停電の恐れは解消する。今後は63,000時間連続稼働してきた6.4メガワットの第7基エンジンの修理を予定している。5基の小型エンジンは122,000時間点検をしないまま稼働を続けており、新規エンジン導入と補修が必要となる。第6基エンジンは、補修により効率がアップし、毎日2,000ガロンから3,000ガロンの節約ができる。マジュロのピーク時の消費電力は約8メガワットで、雨季にはエアコン使用率が減るので5.8メガワットとなるが、次なる課題は第7基エンジン修理の経費をいかに捻出するかである。
(Mariana Variety/ Feb.25, 11)
発電機の修理に300万米ドル
2011.02.25