５月１７日、三重県志摩市の志摩観光ホテルにて「太平洋島嶼国・日本地方自治体ネットワーク(PALM&G)」(注)第２回会議が開催され、PIC斎藤所長が参加しました。
この会議は、当初志摩市で開催予定であったものの、新型コロナウィルスの影響で昨年7月にオンライン開催となった第9回太平洋・島サミットの関連行事です。在日島嶼6ヶ国の大使と一見三重県知事はじめ11県の知事等、そしてオブザーバーとして外務省・JICA・PICが加わり、約50名が参加しました。
会議では、地方自治体より、人的交流や人材育成を中心に過去3年間の総括や2021年度の活動報告がされた後、島嶼国側から保健医療・環境・スポーツの3つを注力分野とした具体的な課題が提起され、今後両者にて協議して行く事になりました。
斎藤所長は、本会議に先立って開催された「日本地方自治体会議」にて、PICの事業と地方自治体との連携について説明を行いました。
猶、翌18日は、志摩市の海女小屋体験施設と鳥羽市のオンライン診療の視察が行われました。

(注) 2018年5月の第8回太平洋・島サミットの開催に合わせて、「太平洋島嶼国と日本の地方自治体との絆をより強固なものにし、それぞれの地域の特性を活かした幅広い分野での国際交流を促進する」ことを目的に、14島嶼国・2地域と14道県（今回新たに2県が加盟）にて設立された。