PICは、2月27日にフィジーの首都スバにある太平洋観光機構(Pacific Tourism Organisation : PTO)(※)の本社にて、同社とMOC(Memorandum of Cooperation:協力覚書)を締結致しました。PICからは、日本フィジー官民合同経済ミッションに参加していた斎藤所長が、PTOからは、Sustainable Tourism DepartmentのGale部長等が署名式に参加しました。
(※)1983年設立、太平洋諸島地域の観光発展を目指して、島嶼国を中心に20ヶ国・地域の政府が参加。民間企業約200社も加入。
PICとPTOは従来から日本と太平洋島嶼国間の観光振興を目指して交流を続けて来ました。今回のMOC締結を機に、更に両者間の連携を強化し、日本からのツーリスト増加を図る一方、観光業界関係者の交流及び人材育成も企図されています。
特に、本年7~8月開催予定の東京オリンピック・パラリンピックでは、太平洋島嶼国が合同してOceania Villageを運営する計画もあり、スポーツツーリズムの分野でも両者が連携して取組むことが確認されました。