2月4日、名古屋市NAGOYA INNOVATORS GARAGEにて、国際環境技術移転センター(ICETT:International Center for Environmental Technology Transfer、URL:http://www.icett.or.jp)主催の「太平洋島嶼国における環境ビジネスのポテンシャルを考えるセミナー・勉強会」が開催され、PICの斎藤所長が、講師の一人として参加しました。
ICETTは、長年中部地域の民間企業が持っている環境技術を主にアジアの発展途上国向けに移転することを支援していました。ここに来て、太平洋島嶼国の廃プラスチック処理事業を重点的にとりあげることになり、そのスタートアップとして、今回このセミナー・勉強会を開催したものです。
会場には、三重県・四日市市・名古屋市等の廃棄物処理に関わる民間企業や地方自治体関係者等約70名が参加し、熱心に講演を聞きいると共に、勉強会では活発な意見交換が行われました。
斎藤所長は、「太平洋島嶼国での事業活動について~その魅力と留意点等~」と題して、PICの活動現況、太平洋島嶼国の社会的・経済的特徴を話した後、4つの分野(環境ビジネス、社会実験、ローテク産業、事業投資)について、日本企業の実例を交えながら、太平洋島嶼国でのビジネスのポイントを説明しました。
PICは、今月下旬のフィジー官民合同経済ミッションを手始めに、太平洋島嶼国での環境ビジネスの展開に向けて、ICETTとの協力関係を深めて行きたいと考えています。