12月7日（土）、2019年度秋季明治大学リバティアカデミーオープン講座「太平洋の島々における廃棄物問題と日本の役割」（PIC連携講座）（於：明治大学駿河台キャンパス　アカデミーコモン）が開催され、インスピラーレ開発研究所代表、JICA廃棄物アドバイザーである天野史郎氏が講師を務められました。当日は約20名の方が聴講されました。

講義では、島嶼国における廃棄物問題を取り巻く状況の説明に続き、JICAの取り組みであるJ-PRISM(※)の画期的な特徴と成果が紹介されました。また、現地の動画を交えながらごみのコンポスト化、環境教育を通じた住民の意識向上等様々な視点から廃棄物管理についてご説明頂きました。

講義後は、参加者から数多くの質問が寄せられ闊達な意見交換が行われました。

※J-PRISM(Japanese Technical Cooperation Project for Promotion of Regional Initiative on
Solid Waste Management in Pacific Island Countries)：大洋州地域廃棄物管理改善支援プロジェクト。廃棄物管理分野での人材、制度面での能力向上を図り、域内の自立発展的な廃棄物管理を目指した、大洋州を対象とするJICAの広域プロジェクト。