7月25日に、サモア独立国シリ・エパ・トゥイオティ財務大臣がPICを訪問されました。
トゥイオティ財務大臣は、一般財団法人国際協力推進協会が実施している「太平洋諸国リーダー招待計画」の一環として訪日したもので、日本政府関係諸機関との面談、いわき市訪問等が予定されています。同大臣のPIC訪問には当たっては、オスカー・トーマス・マリエレガオイ財務次官、国際協力推進協会関係者も同行されました。
斎藤所長より、PICの活動状況、2016年のサモア官民合同経済ミッションの成果とその後のビジネス展開等を説明しました。
トゥイオティ財務大臣よりは、サモアからの対日輸出については、近隣のオーストラリアやニュージーランドとは異なる日本の市場特性に見合った産品に絞りこんで、継続的な販売促進活動をして行くことが重要だとのコメントがありました。また、観光については、高級ホテルの建設に対する日本の投資に期待しているとの発言がありました。
最後に、日本とサモアとのビジネス拡大に向けたPICの地道な努力に謝意を述べられると共に、財務省として広範な統計資料・調査報告書を提供する用意があるとの申し出がありました。
今後、サモア財務省とPIC間の協力関係を更に深めて行くことで合意しました。