12月4日から6日,鈴木外務政務官を団長とした外務省,JETRO,JICAと18の民間企業・団体からなる「パラオ官民合同経済ミッション」がパラオに派遣されました。PICは、民間企業のとりまとめ役として、当ミッションの中核となる役割を担い、全日程を無事に終了いたしました。
当ミッションは今年5月に開催されたPLAM8(第8回太平洋・島サミット)の首脳宣言において日本と太平洋島嶼国との間の貿易・投資及び観光を引き続き促進していくことで一致したことを踏まえ派遣したもので、企業・政府関係者との闊達な意見交換や現地企業等の視察を通じて、両国間の更なる交流促進や貿易・投資拡大につながる施策を考える重要な機会となりました。
現地ではパラオ共和国のレメンゲサウ大統領への表敬訪問にはじまり、日本・パラオ両政府共催に「日・パラオ貿易・投資・観光セミナー」、レセプション、ビジネスマッチング、視察ツターと盛り沢山なスケジュールとなりました。特に、セミナーにおいては日本から参加した民間企業の方に分野別にプレゼンテーションを行っていただき、これに対し、パラオ政府機関、企業のプレゼンテーションも行われ、双方向からの活発な意見交換の場となりました。2日目には、日本企業とパラオ企業・政府関係者とのビジネスマッチングを設定し、個別かつ具体的にビジネスの話をしてもらいました。
外務省HP:https://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/ocn/pw/page3_002639.html
詳しいスケジュールは以下の通り。
① レメンゲサウ大統領表敬:12月4日(火)午前
② 日・パラオ貿易・投資・観光セミナー:12月4日(火)午後
出席者数:120名超
主な出席者:パラオ側:マルグ国務大臣,サダン財務大臣をはじめとする閣僚及び政府関係者、日本側:鈴木政務官他、日本企業18社
③ ビジネスマッチング:12月5日(水)午前
希望される企業様に今後のビジネスに結び付けていただけるように、パラオ商工会議所の協力を得て現地パラオ企業および政府関係者との個別面談を設定、実施。
トータル面談数: 約60以上
④ 視察ツアー:A 12月5日(水)午後 および B 12月6日(木)午前
ビジネスのチャンスを探り広げてもらうための視察ツアーを現地企業及びJICAパラオ支所の協力を得てPICが催行。
A 視察サイト:パラオ海洋養殖普及センター(PMDC)、パラオ国際サンゴ礁センター(PICRC)、コロール州リサイクルセンター
B視察サイト:
パラオコミュニティーカレッジ研究及び普及センター(PCC-CRE)、ナベヤマファーム