12月6日、明治大学アカデミーコモン会議場にて第21回Pacific Islanders Club懇談会を開催しました。
はじめに、PICインターン生のメアリー・ヘレン・モリ・タマエ(愛称オマモリ)とオオウエ・リサ・マリアナ(愛称リサ)よりミクロネシア連邦の観光をご紹介するプレゼンテーションを行いました。二人は、国際協力推進協会(APIC)のザビエル奨学生として来日し上智大学で学んでいます。今回はチューク州とポンペイ州のおすすめポイントを中心に、両州の魅力を伝えてくれました。
後半は、内閣府国際平和協力推進本部事務局長の宮島昭夫氏をお迎えし、小林泉太平洋協会理事長より太平洋諸島と日本の外交をテーマにお話を伺いました。宮島事務局長は1999年より2年間にわたり、大洋州課長を務められ、その間、第二回太平洋・島サミットを開催に導くなど、日本の太平洋諸島外交をより活性化させたキーパーソンとして広く知られています。とりわけ「太平洋・島サミット」という言葉の生みの親としても有名です。今回は、当時の思い出とともにこの20年間で日本と太平洋島嶼国をめぐる国際秩序の変化と今後の島嶼国外交への展望について語っていただきました。
※なお、本懇談会終了後に太平洋諸島センター設立20周年記念式典を開催しました。その模様についてはこちらをご覧ください。