台湾総統府報道官のKaren Kuo氏は、11月30日から12月6日にかけて、蔡英文総統がマーシャル諸島、パラオ、ツバルを訪問することを確認した。これらは、台湾が外交関係を維持している12カ国の中の太平洋島嶼国3カ国である。中国と台湾は1949年以来、別々に統治されているが、中国は台湾を自国の領土の一部と主張し、各国に台北との国交を断絶するよう圧力をかけてきた。台湾の太平洋地域の同盟国であったソロモン諸島、キリバス、そして最近ではナウルは、いずれも台湾との国交を断絶し、中国と国交を結んだ。台湾人ジャーナリストであるYohan氏は、今回の訪問の公式な目的は、台湾が同盟国と協力して経済的な回復力を高め、民主的価値観を共有し、各国との関係を改善してきた経験を共有することであると述べた。パラオの Whipps大統領は、同国を初めて訪問する頼総統を歓迎することを楽しみにしていると述べた。マーシャル諸島のハイネ大統領もこの発表を温かく歓迎した。(Radio New Zealand/NOV27, 2024)
太平洋地域
【中国・台湾進出動向】
台湾総統、今後の訪問で太平洋諸国の同盟国との関係強化へ(太平洋諸島)
2024.12.03